01-Aさんのやらかし発見
Aさんのケース
Aさんは大人になってから水泳を習い始めました。
健康のために泳いでいますが、同じコースや隣のコースで泳ぐ人に比べて遅いと感じていて、何とか速く泳ぎたいと思っています。
水泳の目標
現在は50m55秒だが、45秒で泳ぎたい。
自分で考える泳ぎの問題
- 遅い
- 水を押す量が少ない
- キックのタイミングが合わない
- 軸が左右にゆれる、蛇行する感じがする。
総評
実はAさんはオンライン・ワークショプに頻繁に参加されていて、陸上での姿勢や動きは見本になるぐらいとてもよくできています。
このビデオを撮影したプールのワークショップでも、姿勢や動作を復習するドリルを練習した後は見違えるように、きれいに速く泳げるようになりました。
実はこれが大きな落とし穴です。陸上の練習は水中とは関係ない、と考えてしまうと、水の中に入った瞬間にこれまでに良かれと思っていたことをやろうとしてやらかします。
陸上も水の中も、手足やからだに対して命令することは全く同じです。
滑る時間を延ばす
という本質を常に忘れないで、タイムを縮めるステップを着実にこなしていけば、目標は必ず達成できます。