手を速く動かす
手を速く動かす
→空回りする
手を水中で速く動かすと、からだ全体が速く動くと思いがちです。
ところが水中で手を速く動かそうとすると水の抵抗で重くなるので、水の抵抗を避けて動かすようになります。
その結果1回の手の動きにおける推進力が極端に下がって、動かしてもからだは前に進まない状態になります。これを「空回り」と呼びます。
一方で手を速く動かすということは、多く動かすことになるので、エネルギーが続かずに早く疲れます。
このように空回りするだけでなく、スピードも続かなくなります。
手を速く動かすときには、推進力が下がらない程度、さらにエネルギーが続く程度に留める必要があります。