D20050-背浮き
動作概要
上を向いて倒れながらプールの底を蹴って、上を向いた姿勢でキックを続けます。
目的
体重を前にかけることで、上を向いた姿勢を安定させます。
水面上に顔を出したときの呼吸の仕方も身につけます。
動作のステップ
1) 後ろを向いて立ちます。
2) 両手をももの前に置きます。
3) ひざを曲げて腰を下ろしながら、後ろに寄りかかります。
4) プールの底を蹴ってキックを始めます。
5) 頭とからだを水平に保ちます。
6) 顔の周りに水面が感じられるように、頭にゆっくり体重をかけます。
チェックポイント
頭頂部を前に向ける
頭頂部を、水中で進行方向に向けます。
あごと首の距離を保つ
あごを引いたり上げたりすると、顔が沈みます。
あごと首の距離を、立った姿勢のときから変えないようにします。
わきを締める
からだから手が離れていると、力が入ってからだが不安定になります。
わきを締めて、手をももの前に軽く置きます。
吸うとき以外はハミングする
鼻から水が入るのを防ぐために、口で息を吸うとき以外は常にハミングします。
ハミングの音程が高くなるほど、長い時間息を吐き続けることができます。
景色を見る
景色を見ることで、落ち着くことができます。
まっすぐ進んでいるか確かめます。
ひざをゆるめて素早く伸ばす
ゆるめたひざを、ひざの厚さだけ持ち上げます。
次に素早く伸ばすことで、足で水を押します。