練習の方法

効率の良いオープンターンを身につけるために、一連の動作の中から特定の動きを取り上げ、繰り返しドリルとして行うことで必要な技術を身につけます。

それぞれのドリルにはいくつかの練習の方法があります。

「スロー練習」では、水に浮いた状態で手や足をゆっくり動かすことで、一連の動作を覚えます。

「壁なし練習」では、スロー練習で覚えた動作を素早く行います。壁にぶつかることを心配せずに勢いよく行いましょう。

「壁に手をつけた練習」では、壁にタッチした後の動作を行います。へりを掴んで行うとやりやすいでしょう。

「Tラインからの練習」は、壁から約2m離れたプールの底にあるT字型の目印から床を蹴って行います。

蹴りだしの勢いを使って、さらに素早く動作することができます。

ドリルやターンを練習するときには、フォーカルポイント、意識する点を決めて行います。

手や足、頭や全体の動作についてフォーカルポイントを決めたら1回練習して、意識した通りにできたかどうか評価します。

うまくできれば次のフォーカルポイントに移りましょう。

フォーカルポイントを決めて意識して練習することは、水泳の上達への最短距離です。

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