平泳ぎの技術

こんにちは、テリー・ラクリンです。これから平泳ぎのレッスンを始めます。

私は平泳ぎが不得意でした。

苦手な平泳ぎのキックを改善して、55歳の現在気持ちよく上手に泳げるようになりました。

これから選手のような「本当の平泳ぎ」ができるためのステップを紹介します。

平泳ぎの技術

平泳ぎの練習を始める前に、効率良く泳ぐためには体の各部分をどのように動かせばよいのか見てみましょう。

抵抗が最も小さく.最も速いのは水面直下のストリームラインです。

次の2点がポイントです。

1つ目はできるだけ長く体を伸ばした姿勢でいること、2つ目はプル、キック、息継ぎなど平泳ぎのそれぞれの動作から、ストリームラインにできるだけ早く戻ることです。

ストリームラインはカンタンに習得することができます。

体を伸ばすときに両手で頭を挟み込むようにします。

また深く潜らないようにして水面のすぐ下で姿勢をとります。

 

手のかき

手のかきには2つの段階があります。アウトスイープとインスイープです。

アウトスイープではあまり前に進みません。インスイープの準備をするためのものです。

アウトスイープは急がず力まないように行います。

頭と足をまっすぐに保つのが大切です。

また手のひらを顔にできるだけ近づけないようにします。

こうすることでストリームラインに戻りやすくなります。

推進力は手を内側にかくインスイープで生まれます。

ここでエネルギーを最大にします。

手を前に素早く送り出しストリームラインに戻ります。

手があごに近づいたときが送り出すタイミングです。

できるだけ早くスムーズに手を前に送り出します。

肘を素早く動かすと送り出す手を加速できます。

 

息継ぎ

インスイープによって頭と肩が持ち上がります。このときに息継ぎをします。

あごを上げず頭を固定したまま肩が浮かび上がったときに息継ぎをします。

顔を下に向け水面近くで呼吸できればより早くストリームラインに戻れます。

できるだけスムーズに戻りましょう。

呼吸後、頭は下ではなく前に移動します。

両手で頭を挟んでストリームラインに戻り、推進力を最大に活かします。

息継ぎの前には強く息を吐きます。

 

キック

他のすべての動きにキックを合わせることが大切です。

インスイープで肩が上がりひざが曲がります。

これがキックの始まるきっかけです。

ひざを曲げることで上半身が低く持ち上がり、抵抗が少なくなります。

インスイープが早いとキックもコンパクトにラクにできます。

肩が水面から上がったら、ストリームラインにできるだけ早く戻ります。

コンパクトで素早いキックが効果的です。

足を大きく広げたり力を入れすぎないようにします。

素早い動きで足をスナップさせます。

腿ではなく腰を使って足をけります。

キックで手、頭、そして上半身をストリームラインに早く戻すようにします。

水面下ではストリームラインを常に維持します。

これから平泳ぎのレッスンを始めましょう。

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