よりラクに!より速く!より美しく!リカバリーでクロールをさらに磨く
カイゼン・レベルは、ラクに泳ぐための基本的な考え方やドリルを理解された方のための次のステップです。カイゼン・リカバリーでは、水上で手を前に運ぶリカバリー動作を磨くことで、よりラクできれいなクロールを泳ぐことを目標にします。さらにリカバリーの高度な技術を身につければ、スピードアップすることもできます。
内容
リカバリーの技術習得ステップ
1.姿勢を安定させる:水中の斜め姿勢やスイッチ姿勢を安定して手をリラックスさせます。
2.ラクに手を動かす:肩の可動域を越えないようにして、上腕で支えて手を動かします。
3.手の動きや形をコントロールする:肘を曲げたままスイングして、スイッチ姿勢を作ります。
リカバリーの高度な技術
1.肘をせり上げる:肘の位置を徐々に上げて、入水直前で最も高くします。
2.フィニッシュとつなげる:フィニッシュで得られる水の反動を使って、リカバリーをします。
3.水中の手を助走する:体重を前にかけて、水中の手を動かしながらスイッチします。
リカバリーのカイゼン・ステップ
1.ドライランド・リハーサルで姿勢や動作を理解して覚える:鏡の前で見本を見ながら練習することで、より正確な姿勢や動作を理解しながら覚えることができます。
2.ドリル練習で姿勢や動作をからだに染み込ませる:プールでは部分的な動作を繰り返し練習することで、からだが自然に動くようになります。
3.道具箱練習で高度な技術を磨く:意識する点をリハーサルしてからクロールを泳ぐことで、正しくできているかどうかを感覚で理解することができます。
まさに「カイゼン」されたカリキュラム
・2005年に日本でコーチングを開始してから、私達は日本のスイマーに合わせてリカバリーのカリキュラムを常にカイゼンしてきました。
・旧版に比べて新版では、「独習しやすいドライランド・リハーサルの充実」「様々な年齢や体型、水泳レベルに合わせたドリルの細分化と実施ステップの詳細な解説」「高度な技術を身につけるための道具箱の導入」などにより大幅に改訂されています。
・すでに旧版をご利用の方でも、新しい発見がたくさんあって、リカバリーのより高度な技術を身につけることができるでしょう。
いつでも、どこでも使える3つのアクセス方法を提供
- ウェブビデオ視聴:高速インターネットに接続していれば、ビデオをストリーミングで視聴できます。
- PDFガイドブック:ビデオに収録されている説明を文章にしました。練習前にサクッと見直すことで練習の効果が高まります。
- 電子書籍(ePub):全てのビデオと文章をダウンロードすることができます。インターネット環境のないところでも全てを視聴することができます。
【PDFファイルダウンロードの注意事項】
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・iOS(iPhone、iPad等)の場合はSafariブラウザをご利用ください。
ビデオの構成
- T11210-肘の角度維持 (1:00)
- R11211-肘の角度維持 (0:57)
- T11220-手首のリラックス (1:06)
- R11221-手首のリラックス (0:28)
- T11230-スイング軌跡 (0:56)
- R11231-スイング軌跡 (0:55)
- T11240-肘のせり上げ (1:14)
- R11241-肘のせり上げ (0:43)
- T11250-入水する手の形 (1:12)
- R11251-入水する手の形 (0:38)
- T11260-肘の自由落下 (1:02)
- R11261-肘の自由落下 (0:35)
- T11270-フィニッシュとの連動 (1:09)
- R11271-フィニッシュとの連動 (0:43)
- T11280-水中の手の助走 (1:07)
- R11281-水中の手の助走 (0:33)